滋賀県の長濱浪漫ビールと京都のアニーホールバーがコラボした「甘夏WIT」は、広島・大崎上島産の甘夏を贅沢に使ったフルーツウィートビールです。爽やかな酸味とまろやかな口当たりが特徴で、数量限定でリカーマウンテンやオンラインショップで購入可能。現場の声を活かした商品開発がクラフトビール業界の新たなトレンドとなっています。

福島県産の有機小麦とイラク産ナツメヤシを使い、古代メソポタミア文明のビールを現代風に再現したクラフトビール「SHAMASH」が誕生しました。文化交流を目的とし、ホップの苦味と黒糖のような甘みが絶妙に調和。バーテンダーや酒販店にも新たな提案が期待される注目作です。―テキエブ・鳥山涼

盛岡市のベアレン醸造所が、姉妹都市提携40周年を記念し、岩手県産麦芽・ホップとカナダ産メープルシロップを融合させた特別なメープルビールを開発しました。4月16日から販売開始で、地域交流の象徴として注目されています。購入はウェブショップや県内スーパーで可能です。―テキエブ・鳥山涼

千葉・内房の「BOTANICAL POOL CLUB（BPC）」が2025年6月8日に「BPC SUMMER PRELUDE」を開催。プールやサウナ、DJライブ、BBQに加え、千葉の「KAIGAN BREWERY」製オリジナルビールの先行解禁も注目。都心から約70分の非日常空間で、夏のリゾート気分とクラフトビールを満喫できるイベントです。予約は公式サイトで受付中。お酒好きや業界人必見の新しい体験が待っています。 ―テキエブ 鳥山涼

イタリアンビール「ペローニ ナストロアズーロ」の期間限定イベントが渋谷で開催中です。ファッションブランドDIESELとのコラボ空間で、シトラス香をグラスに吹きつける新体験“プロフューモ”を楽しめます。和牛のコートレッタとのペアリングも注目。アサヒビールは全国展開を進め、10万人規模の体験機会創出を目指しています。（テキエブ・鳥山涼）

新潟県柏崎市で5月17日と18日に開催される「ザ・ビール展」では、県内外の21醸造所が集結し、クラフトビールの飲み比べが楽しめます。入場無料で、地元の素材を活かしたビールや高原の清冽な水を使ったビールなど、個性豊かな味わいを堪能できます。また、27の屋台が出店し、ビールに合うグルメも充実。地域経済の活性化やクラフトビール業界の新たな顧客層開拓にも寄与するイベントです。

伊予鉄道と愛媛のクラフトビールメーカー「DD4D BREWING」がコラボした限定ビール「Diamond Crossing」が発売されました。このビールは、日本唯一の鉄道線と市内電車が直角に交差する「ダイヤモンドクロス」をモチーフにしており、伊予柑の爽やかな香りとホップの苦味が特徴です。地域活性化を狙ったこの取り組みは、他の地域でも同様のプロジェクトが生まれるきっかけとなるかもしれません。

アサヒの新商品「アサヒ ザ・ビタリスト」は、スーパードライとは異なるクラフトビール風のビールです。アルコール度数6%で、きめ細かな泡と繊細な苦味が特徴。使用されているホップ「タラス」と「ヘルスブルッカー」が柑橘系とフローラルな香りを生み出し、ペールエール的な雰囲気を楽しめます。大手メーカーの参入で、クラフトビール市場の活性化が期待されますが、既存メーカーとの競争も注目されます。

RISE & WIN Brewing Co.と三菱地所がコラボし、サステナブルなビール「TOWN CRAFT -YUKOH SAISON-」を発表しました。このビールは、上勝町特産の柚香と「reRise麦」を使用し、資源循環を体現しています。徳島県上勝町のイベント「Future Beer Garden 2025」で販売開始され、その後オンラインでも購入可能です。環境意識を高めるこの取り組みは、お酒業界全体に良い影響を与えるでしょう。

奈良県橿原市のクラフトビール「スペシャルハウスラガー」が全国品評会で淡色ラガー部門1位を獲得しました。この受賞は、橿原市のビールの知名度向上に大きく貢献し、地域活性化にも繋がります。また、ふるさと納税の返礼品としても注目されており、橿原市のPRに大きな役割を果たしています。醸造所「ファーメンタリー」を立ち上げた西崎翔さんの挑戦も話題で、今後の展開が期待されます。