こんにちは!テキエブの鳥山涼です。
こちらのニュースについて、志乃さんと話しました!
シャンパーニュ通が必ずハマるRMとは? 今飲むべきグロワー・シャンパーニュ5選
シャンパーニュの世界では、個性豊かな「グロワー・シャンパーニュ」が注目されています。これは、自社畑のブドウのみを使用してシャンパーニュを醸造する栽培農家のことを指し、以前は「RM(レコルタン・マニピュラン)」と呼ばれていました。大手メゾンとは異なり、グロワー・シャンパーニュは生産量が少なく、その希少性が愛好家の心を引きつけます。オーナーソムリエの春藤祐志氏は、グロワー・シャンパーニュの魅力はその「個性」と「ピュアさ」にあると述べています。以下は、春藤氏が選んだ今飲むべき5つのグロワー・シャンパーニュです。 1. スェナン「レ・ロバール クラマン ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ 2015」 – 価格が急上昇し、入手困難な逸品。 2. フレデリック・サヴァール「ラコンプリ プルミエ・クリュ NV」 – 将来のトップ生産者と評価される。 3. ドント・グルレ「レ・ノジェ プルミエ・クリュ ブラン・ド・ブラン 2013」 – 新進気鋭のヴィニュロン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。 4. オーロール・カサノヴァ「メニル・シュール・オジェ・マロ NV」 – 元バレリーナが手掛ける希少な特級畑のシャンパーニュ。 5. コエッソン「ラルジリエ ロゼ NV」 – 春藤氏が自社輸入を始めた、濃厚な香りのロゼ。 これらのシャンパーニュは、個性豊かでテロワールを純粋に表現しており、低ドザージュが特徴です。詳細は『ゲーテ1月号』の特集「シャンパーニュの魔力」で紹介されています。発売は2024年11月25日です。
- 1 グロワー・シャンパーニュとは?その魅力に迫る
- 2 葉山志乃と鳥山涼が選ぶ、今飲むべきグロワー・シャンパーニュ5選
- 3 スェナン「レ・ロバール クラマン ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ 2015」の魅力
- 4 フレデリック・サヴァール「ラコンプリ プルミエ・クリュ NV」の将来性
- 5 ドント・グルレ「レ・ノジェ プルミエ・クリュ ブラン・ド・ブラン 2013」の新進気鋭ぶり
- 6 オーロール・カサノヴァ「メニル・シュール・オジェ・マロ NV」の特級畑の魅力
- 7 コエッソン「ラルジリエ ロゼ NV」の濃厚な香り
- 8 グロワー・シャンパーニュの低ドザージュとテロワールの表現
- 9 『ゲーテ1月号』特集「シャンパーニュの魔力」の詳細
- 10 業界への影響と今後の展望
グロワー・シャンパーニュとは?その魅力に迫る
はい、何度か耳にしたことはあります。でも、普通のシャンパンとは何が違うんですか?
簡単に言うと、ブドウの栽培から醸造、瓶詰めまでを一貫して行う小規模生産者のことよ。
大きなメゾンが大量生産するシャンパンとは対照的に、彼らは自分の畑で穫れたブドウだけを使って、丁寧にシャンパンを作っているの。
だから、生産量が少なく希少性が高い上に、作り手の個性が強く表れるのが特徴ね。
なるほど!少量生産で個性的なシャンパンだから、人気が出ているんですね!
なんだか、奥が深そうですね…
葉山志乃と鳥山涼が選ぶ、今飲むべきグロワー・シャンパーニュ5選
そうね。今回は、オーナーソムリエの春藤祐志さんが厳選した、今飲むべきグロワー・シャンパーニュを5つ紹介するわ。
どれも個性豊かで、シャンパーニュの奥深さを教えてくれるものばかりよ。
わあ、楽しみです!どんなシャンパンが出てくるのか、ワクワクしますね!
スェナン「レ・ロバール クラマン ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ 2015」の魅力
まず最初は、スェナンの「レ・ロバール クラマン ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ 2015」。
これは、価格が高騰していて、入手困難と言われているほど、評価の高いシャンパンなの。
そんなに人気なんですね!どんな味わいのシャンパンなんですか?
シャルドネ100%で作られていて、繊細でエレガントな味わいが特徴ね。
長く熟成されたことで生まれる複雑なアロマと、きめ細かい泡立ちが、まさに至福のひとときを演出してくれるわ。
飲んでみたい!…けど、入手困難となると、なかなかお目にかかれないですね…
フレデリック・サヴァール「ラコンプリ プルミエ・クリュ NV」の将来性
続いては、フレデリック・サヴァールの「ラコンプリ プルミエ・クリュ NV」。
フレデリック・サヴァールは、将来トップ生産者になると注目されている、若手実力派の作り手なの。
若手注目株のシャンパン!どんな味がするんですか?
このシャンパンは、力強さとエレガントさのバランスが絶妙で、フレッシュな果実味とミネラル感が心地よい一本よ。
彼らが今後どんなシャンパンを生み出すのか、本当に楽しみだわ。
将来有望な作り手のシャンパン、飲んでみたいなあ!
ドント・グルレ「レ・ノジェ プルミエ・クリュ ブラン・ド・ブラン 2013」の新進気鋭ぶり
3つ目は、ドント・グルレの「レ・ノジェ プルミエ・クリュ ブラン・ド・ブラン 2013」。
この作り手は、どんな方なんですか?
ドント・グルレは、新進気鋭のヴィニュロン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたこともある、実力派の作り手よ。
彼の作るシャンパンは、ピュアで繊細な味わいが特徴で、特にこの「レ・ノジェ」は、シャルドネの聖地と呼ばれる、クラマンのテロワールを存分に感じられる一本なの。
ヴィニュロン・オブ・ザ・イヤー受賞って、すごいですね!
飲んでみたいけど、希少すぎて、なかなか手に入らなさそう…
オーロール・カサノヴァ「メニル・シュール・オジェ・マロ NV」の特級畑の魅力
4つ目は、ちょっと珍しいわね。
オーロール・カサノヴァの「メニル・シュール・オジェ・マロ NV」。
珍しい?一体どんなシャンパンなんですか?
元バレリーナという異色の経歴を持つ女性が、シャンパーニュ造りに転身して、注目を集めているの。
このシャンパンは、シャンパーニュの最高峰であるグラン・クリュのブドウだけを使用していて、力強くもエレガントな味わいが楽しめるわ。
元バレリーナが作るシャンパン…!
ストーリー性があって、興味深いですね!
コエッソン「ラルジリエ ロゼ NV」の濃厚な香り
最後は、コエッソンの「ラルジリエ ロゼ NV」。
これは、どんな特徴があるんですか?
これはね、春藤さんが自社輸入を始めたという、思い入れのあるロゼシャンパンなの。
ピノ・ノワールの力強さと、シャルドネの繊細さを併せ持っていて、赤い果実の濃厚な香りと、しっかりとした骨格が魅力的よ。
春藤さんが選んだロゼシャンパン、飲んでみたいです!
グロワー・シャンパーニュの低ドザージュとテロワールの表現
これらのグロワー・シャンパーニュに共通しているのは、低ドザージュで、ブドウ本来の味わいを最大限に引き出していることね。
だから、テロワールをダイレクトに感じることができるの。
テロワール…ですか?
そう。テロワールっていうのは、気候や土壌、地形、そして作り手の技術など、その土地の個性を表す言葉のことよ。
グロワー・シャンパーニュは、まさにその土地の個性を表現した、唯一無二のシャンパンと言えるわね。
なるほど…奥が深いですね…!
『ゲーテ1月号』特集「シャンパーニュの魔力」の詳細
今回紹介したグロワー・シャンパーニュは、『ゲーテ1月号』の特集「シャンパーニュの魔力」で詳しく紹介されているそうよ。
発売日は2024年11月25日ね。忘れずにチェックしなくちゃ!
発売日が待ち遠しいですね!
僕も『ゲーテ1月号』、必ずチェックします!
業界への影響と今後の展望
グロワー・シャンパーニュの人気が高まっていることは、大量生産、大量消費を見直す動きにも繋がっているわ。
作り手の顔が見える、こだわりの詰まったお酒を、ゆっくりと味わう時間は、本当に贅沢よね。
本当にそうですね!
僕も今日から、もっとお酒の背景にあるストーリーを意識して、味わってみたいと思います!
涼くん、最近「グロワー・シャンパーニュ」って言葉、よく聞くようになったと思わない?
シャンパーニュの世界でも、こだわりの製法で作る小規模生産者が注目されてるんだけど、その代表格なのよ。