「タムラファームの限定シードルと新商品ロゼの魅力徹底解説」

そうね、涼くんはウイスキーのイメージが強いものね。シードルはリンゴを発酵させて作るお酒で、スパークリングワインみたいに軽く飲めるものも多いのよ。今日紹介するのは、青森県のタムラファームっていうところが作るシードルで、限定品と新商品が出たっていう話題よ。

そうなのよ。今回、限定で販売されるのは、「星の金貨」「はつ恋ぐりん」「こうとく」「紅の夢DRY」の4種類。それぞれ使っているりんごの品種が違うから、味や香りが全然違うらしいのよ。それから、通年販売の新商品として「ロゼ」っていうのも登場したんだって。

限定品の「星の金貨」は、その名の通り黄色いリンゴを使っていて、香り高く糖度が高いんだって。甘口で飲みやすそうね。で、「はつ恋ぐりん」は甘酸っぱくて爽やかなんだそうよ。夏にぴったりね。

そうね。「こうとく」っていうのもあるんだけど、これは濃厚な甘口らしいわ。6月28日発売よ。それから7月20日発売の「紅の夢DRY」は、柑橘系の香りがしてシャープな酸味が特徴なんですって。これは辛口好きの涼くんに向いてるかもね。

「ロゼ」は、青森県産のヤマブドウをブレンドした辛口シードルなんだって。750ml入りで1,800円（税抜き）と、限定品より少しお手頃価格ね。どんな味がするのかしら、試してみたいわね。

「星の金貨」はタムラファームショップっていうオンラインストアで購入できるみたいね。他のシードルについては、タムラファームに直接問い合わせてみるのが良さそうよ。電話番号は0172-88-3836ね。あ、あとふるさと納税の返礼品としても提供されているみたいよ。

そういえば涼くん、シードルの歴史って知ってる？

そうよね。シードルはヨーロッパ、特にフランスのブルターニュ地方とノルマンディー地方が有名なの。フランスのシードルの中には、AOC（原産地呼称規制）の対象になっているものもあるくらい、伝統的なお酒なのよ。

イギリスも有名ね。イギリスではシードルのことを「サイダー」って呼ぶの。 あ、でも、お酒に詳しくない人だと、炭酸飲料のサイダーと混同しちゃうかもね（笑）

日本のシードルは、青森県弘前市の吉井酒造が第二次世界大戦後に醸造したのが最初とされているのよ。青森県って、本当にたくさんの種類のリンゴを生産しているのよね。

そうね。有名な「ふじ」はもちろん、「星の金貨」「王林」など、聞いたことのない品種も多いわね。青森県産リンゴのシードル、飲んでみたくなったでしょう？

ええ、そうね。「はつ恋ぐりん」は青森県りんご研究所が育成した品種らしくて、他にも「紅はつみ」や「千雪」といった、可愛らしい名前の品種があるのよ。 品種の系譜をまとめた資料もあるから、涼くんも見てみたら？

どういたしまして、涼くん。今度、一緒にタムラファームのシードルを飲みに行きましょう！