光武酒造場「赤鳥居 SAKE GIN」カスクオーナー制度の全貌

涼くん、日本酒ベースのクラフトジン「赤鳥居 SAKE GIN」って知ってる？ 光武酒造場が新しくカスクオーナー制度を始めるらしいのよ。

そうね、ウイスキーのイメージが強いけど、ジンでも増えてきてるみたいね。この制度はオーナーになると、最短半年から約3年間、ジンの熟成過程を見守ることができるの。もちろん、熟成された自分だけのジンを楽しむこともできるってわけ。

それが今回のポイントなのよ。 2023年4月のスピリッツ着色規制の改定で、ジンも樽貯蔵が可能になったの。だから、これからいろんな熟成ジンが登場してくる可能性があるのよ！

「赤鳥居 SAKE GIN」は、大吟醸の日本酒をベースに使っているのが特徴ね。そこに佐賀県産のオレンジピールやレモンピールを加えて作られているそうよ。日本酒ベースだから、どんな味わいになるのか興味深いわよね。

ただでさえ珍しいジンなのに、カスクオーナー制度の特典も魅力的よ。 なんと、佐賀県鹿島市の高級古民家宿「茜さす」に無料で招待されるんですって！

他に、オーナー限定の蔵見学や、プライベートテイスティング、地元食材を使ったスペシャルディナーなんかもあるみたいよ。 ジンの熟成を待つ間も、佐賀の魅力を存分に体験できる ように工夫されてるわね。

そうなのよ。今まではジンは、蒸留した後に樽で熟成させることができなくて、無色透明であることが一般的だったの。でも、2023年4月に「スピリッツの着色に関する基準」が改正されて、ジンも樽熟成が可能になったのよ。

そう！ 樽の種類や熟成期間によって、色が変化していくのも面白さのひとつね。 今後、様々な樽で熟成させた個性豊かなジンが登場してくることが期待されるわ！

光武酒造場は、「伝統の中から革新を生む」ことを理念に掲げている酒蔵なの。 今回のカスクオーナー制度も、伝統的な日本酒造りの技術を活かしながら、新しいジン造りに挑戦している姿勢が見えるわよね。

そうね。 カスクオーナー制度には、地域の魅力を再発見する機会を提供したい という想いもあるみたいよ。 地域と連携した取り組みを通して、地域社会の活性化にも貢献しようとしている姿勢も素晴らしいわね。

「赤鳥居 SAKE GIN」の公式サイトに、カスクオーナー制度の詳細が載っているわ。 興味があれば、覗いてみるといいわよ。 https://akatorii-sakegin.myshopify.com/pages/owners-cask/

今回の光武酒造場の取り組みは、日本酒ベースのジンの可能性を広げる と同時に、日本のクラフトジン業界全体を盛り上げる きっかけになるかもしれないわね。