こんにちは!テキエブの鳥山涼です。
こちらのニュースについて、志乃さんと話しました!
「デザインUPプロジェクト」第1弾の日本酒パッケージ完成:神戸市産業振興財団 | 支援 | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]
神戸市産業振興財団が進める「デザインUPプロジェクト」の第1弾として、プレミアム日本酒「1995」の新しいパッケージが完成しました。このプロジェクトは、中小企業の付加価値向上を目的に、クリエイターを派遣する取り組みです。今回のパッケージデザインは、兵庫県芦屋市の「K note」のデザイナー、奥田一明氏が手掛けました。「1995」は、兵庫県加西市の酒造会社、富久錦が阪神・淡路大震災の際に仕込んだ特別な純米大吟醸で、震災の経験を表現できるデザイナーに依頼されました。完成したパッケージは黒マットを基調に「三十年酒」の箔押しを施し、ボトル中央には「You’re unlimited」の文字が入っています。詳細は神戸市産業振興財団のホームページで確認できます。
「デザインUPプロジェクト」とは?
えっと、ごめんなさい志乃さん、初めて聞きました…。どんなプロジェクトなんですか?
ふふん、知らないのも無理ないわ。このプロジェクトは中小企業の商品やサービスの付加価値向上を目的として、デザイナーやクリエイターを派遣して、ブランド力強化や販路拡大を支援する取り組みなのよ。
へぇ〜、中小企業にとっては心強いプロジェクトですね!そのプロジェクトの第1弾として、どんなことが行われたんですか?
プレミアム日本酒「1995」の背景
今回、このプロジェクトで新しいパッケージが完成したのは「1995」というプレミアム日本酒なの。兵庫県加西市の酒造会社、富久錦が醸造しているんだけど、このお酒、ただものではないのよ。
ただものではない?一体どんなお酒なんですか?
「1995」は、阪神・淡路大震災が起きた年に仕込まれた純米大吟醸なの。あの震災の経験を忘れないように、そして未来への希望を込めて醸造された特別な一本なのよ。
震災の年に仕込まれたお酒…なんだか感慨深いですね。そんな特別な日本酒だからこそ、今回のプロジェクトで新しいパッケージが作られたんですね!
新パッケージデザインの特徴と意図
そうなの。今回のパッケージデザインを手掛けたのは、兵庫県芦屋市のデザイン会社「K note」のデザイナー、奥田一明氏よ。黒マットを基調に「三十年酒」の箔押しが施されていて、とても高級感のあるデザインに仕上がっているわ。
黒マットに箔押し…!聞いただけでも高級感が伝わってきます!他に何か特徴はありますか?
ボトルの中央には「You’re unlimited」というメッセージが入っているの。これは震災の経験を通して、人々の心に深く刻まれた「限界を超える力」や「未来への希望」を表現しているそうよ。
「You’re unlimited」…力強いメッセージですね。震災の記憶を未来へ繋げる、そんな想いが込められているんですね。
デザイナー奥田一明氏の役割
奥田氏は、震災の記憶を風化させずに未来へ繋いでいくという「1995」の想いに共感し、今回のデザインを手がけたそうよ。彼のデザインは、単にお酒のパッケージという枠を超えて、震災の記憶と教訓を後世代に伝えるための重要な役割を担っていると言えるね。
確かにそうですね…。デザインを通して、お酒の価値や背景にあるストーリーを伝えることができるんですね。
「1995」の特別な意味と震災の記憶
「1995」は、ただのお酒じゃないの。震災を経験した人々にとっては、当時の記憶や想いを呼び起こすものであり、未来への希望を象徴する存在なの。そして、震災を知らない世代にとっては、過去の出来事から学び、未来へ繋がる教訓を得るための貴重な機会を提供してくれるわ。
そうですね…。このお酒を飲むことで、自然と震災について考えるきっかけになりそうです。私も飲んでみたいです!
業界への影響と今後の展望
今回の「1995」の新パッケージは、商品そのものの価値を高めるだけでなく、地域産業の活性化や観光客誘致にも繋がる可能性を秘めているわ。そして、デザインの力によって、商品の背景にあるストーリーや想いを効果的に伝えることができるという好例ね。
他の企業にとっても、とても参考になる事例ですね!このプロジェクトの詳細は、神戸市産業振興財団のホームページで確認できるんですよね?
そうよ。興味があればぜひ見てみてね。涼くんも「1995」を見かけたら、ぜひ手にとってみてね!
はい、ありがとうございます志乃さん!
涼くん、神戸市産業振興財団が進める「デザインUPプロジェクト」って知ってる?