こんにちは!テキエブの鳥山涼です。
こちらのニュースについて、志乃さんと話しました!
日本酒「羽根屋 DAIAMOND 雄町8% 無濾過生原酒」2025年 IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)でゴールドメダルを受賞
株式会社TOMIN SAKE COMPANY(富山県高岡市、代表取締役社長:前川達郎)が、帝国ホテルのオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」限定で販売する「羽根屋 DIAMOND 雄町 8% 無濾過生原酒」(製造:富美菊酒造/富山県富山市)が、2025年のインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)純米大吟醸部門でゴールドメダルを受賞しました。IWCは世界最大規模の酒類コンペティションで、日本酒部門には1,476銘柄が出品され、純米大吟醸部門のゴールドメダルは52銘柄のみの受賞です。 本商品は日本最古の酒米「雄町」を精米歩合8%まで磨き上げた純米大吟醸の生原酒で、液体凍結機「凍眠」(製造・販売:株式会社テクニカン/神奈川県横浜市)を用いて搾りたての生酒を急速冷凍し、凍結状態で出荷、冷蔵状態で審査を受けています。凍眠は-30℃の不凍液を使い、成分分離や品質劣化を抑えつつ均一に凍結・解凍できる技術で、生酒の鮮度と長期保管を両立させる革新的な技術です。 富美菊酒造は100年以上の歴史を持ち、富山県産の酒米と常願寺川水系の天然水、蔵つき酵母を使い、四季醸造で安定した品質を実現。限定吸水や箱麹・蓋麹など高度な技術を日常的に用いています。今回の受賞酒は、雄町米由来のふくよかな旨味と華やかな香り、なめらかな口当たりが特徴で、テイスティングでは洋ナシやリンゴのアロマ、白い花やタマリンドの香りが広がり、シルキーな舌触りと洗練された余韻が評価されました。 「凍眠生酒」は、従来の火入れによる加熱処理をせずに搾りたてのフレッシュ感を保ちながら、凍眠技術により長期保管と海外輸出も可能にした点が大きな特徴です。凍眠技術の詳細や効果については、TOMIN SAKE COMPANYの公式サイト https://www.tomin-sake.co.jp/ およびプレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000150567.html を参照ください。 また、凍眠の凍結技術についてはテクニカンの紹介動画 https://www.youtube.com/watch?v=4U0W-YkkoWY や凍結テスト比較表 https://drive.google.com/file/d/1xeXrv1GgEeyUHxjWvle8Bt1ToER608uA/view?usp=drive_link も公開されています。 【会社概要】 株式会社TOMIN SAKE COMPANY 代表取締役:前川達郎 所在地:富山県高岡市美幸町1-2-22 設立:1952年2月 業種:酒類卸売業、小売業 公式サイト:https://www.tomin-sake.co.jp/
「羽根屋 DIAMOND 雄町 8% 無濾過生原酒」受賞の背景とIWCとは?

志乃さん、IWCってワインのコンペティションだと思っていたんですが、日本酒も対象なんですね!そんなにたくさんの銘柄が出品されているとは驚きです。
この「羽根屋 DIAMOND 雄町 8% 無濾過生原酒」がどんな特徴を持っているのか、これから詳しく教えてください。
富美菊酒造の歴史とこだわりの製造技術

富美菊酒造は富山県富山市にある、100年以上の歴史を持つ酒蔵です。富山県産の酒米と常願寺川水系の天然水、そして蔵つき酵母を使い、四季醸造で安定した品質を実現しています。
さらに、限定吸水や箱麹・蓋麹などの高度な製造技術を日常的に取り入れているのが特徴で、これが高品質な日本酒を生み出す基盤となっています。

なるほど、100年以上の歴史がある酒蔵ならではの技術やこだわりがあるんですね。限定吸水や箱麹・蓋麹という言葉は初めて聞きましたが、どんな意味があるんですか?
そういった細かい工程が味や香りにどう影響するのかも気になります。

限定吸水は、米の吸水率を細かく調整して精米歩合に合わせた最適な水分量にする技術で、麹造りの質を高めることができます。箱麹や蓋麹は麹菌の繁殖を均一にするための製法で、これにより発酵が安定し、味わいに一貫性が生まれます。
これらの技術が合わさることで、繊細で安定した味わいの日本酒が造られるのです。
日本最古の酒米「雄町」と精米歩合8%の意味

「羽根屋 DIAMOND 雄町 8% 無濾過生原酒」の最大の特徴は、使用している酒米が日本最古の酒米「雄町」であることと、精米歩合が8%という極めて高い磨きの度合いであることです。
通常、純米大吟醸の精米歩合は50%以下が一般的ですが、8%まで磨くというのは非常に稀で、米の芯だけを残してほぼすべての外側を削り取っている状態です。

8%ってほとんど米の中心部分だけですよね?そんなに磨くとお酒の味はどう変わるんでしょうか?
また、雄町という酒米の特徴も教えてください。

そうですね、精米歩合8%は極限まで雑味の元となる部分を取り除いているので、非常にクリアで繊細な味わいになります。一方で、雄町はふくよかな旨味とコクが特徴の酒米で、華やかな香りも持ち合わせています。
この2つが組み合わさることで、華やかでありながら深みのある味わいが実現されているのです。
凍眠技術とは?生原酒の鮮度を守る革新的冷凍法

この商品が特に注目される理由の一つが、液体凍結機「凍眠」を使った凍結技術です。搾りたての生酒を急速冷凍し、凍結状態で出荷、冷蔵状態で審査を受けるという方法を採用しています。
凍眠は-30℃の不凍液を使い、成分分離や品質劣化を抑えつつ均一に凍結・解凍できる技術で、生酒の鮮度と長期保管を両立させる革新的な技術です。

凍眠技術は初めて聞きました。普通の冷凍と何が違うんでしょうか?
生酒は鮮度が命だと聞きますが、凍眠だとどんなメリットがあるんですか?

通常の冷凍は氷の結晶が大きくなりやすく、成分の分離や品質劣化を招くことがありますが、凍眠は均一に凍結・解凍できるため、味や香りの劣化を防げます。
また、火入れをしない生原酒のフレッシュ感を保ちながら、長期保存や海外輸出も可能にした点が業界にとって大きな革新となっています。
テイスティング解説:香りと味わいの特徴を探る

テイスティングでは、雄町米由来のふくよかな旨味と華やかな香りが特徴的です。具体的には洋ナシやリンゴのアロマ、白い花やタマリンドの香りが広がります。
口に含むとシルキーな舌触りで、洗練された余韻が長く続くのが印象的ですね。

洋ナシやリンゴ、白い花の香りはすごくイメージしやすいです。タマリンドの香りというのは珍しいですね。どんな風に感じるんでしょう?
シルキーな舌触りというのも、口当たりがとても滑らかそうで飲みやすそうです。

タマリンドは少し酸味のあるフルーティーな香りで、全体の華やかさにアクセントを加えています。これが味わいの複雑さを演出しているんです。
シルキーな舌触りは、精米歩合8%の高精白と凍眠技術による品質保持の賜物で、繊細で上品な飲み心地を実現していると言えます。
凍眠生酒のメリットと業界への影響

凍眠技術を用いた生原酒は、従来の火入れによる加熱処理をせずに搾りたてのフレッシュ感を保てる点が最大のメリットです。
これにより、鮮度の高い日本酒を長期間保存できるだけでなく、海外輸出の際の品質保持も可能となり、日本酒の市場拡大に寄与する可能性があります。

なるほど、鮮度を保ったまま長期保存や輸出ができるのは、消費者にとっても業界にとっても嬉しいことですね。
これから他の酒蔵でも凍眠技術が広まっていくかもしれませんね。

そうですね。凍眠技術はまだ新しいですが、日本酒の品質向上と流通の可能性を大きく広げる技術として注目されています。
今後の展開に目が離せません。
帝国ホテルオンラインモール限定販売の狙いと今後の展開

この「羽根屋 DIAMOND 雄町 8% 無濾過生原酒」は、帝国ホテルのオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」限定で販売されています。
高級ホテルのオンラインモール限定ということで、希少性とブランド価値を高める狙いがあると思います。

なるほど、限定販売だと特別感があってファンも注目しますよね。オンラインモールなら全国どこからでも買えるのも便利ですし。
今後は他の限定商品や新技術を使ったお酒も増えていくんでしょうか?

そうですね。こうした限定販売は、消費者に新しい価値を提供しつつ、酒蔵や販売会社のブランド力強化にもつながります。
今後も凍眠技術を活用した商品や、他の革新的な製品が増えていく可能性が高いでしょう。
凍眠技術の詳細情報と関連動画の紹介

凍眠技術の詳細については、TOMIN SAKE COMPANYの公式サイトやプレスリリースで詳しく紹介されています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
また、製造元の株式会社テクニカンが公開している凍眠の紹介動画や凍結テスト比較表も非常に参考になります。

ありがとうございます!具体的なURLも教えていただけますか?
動画で見ると技術のイメージがつかみやすそうですね。
まとめ:日本酒の未来を切り拓く「羽根屋 DIAMOND」と凍眠技術の可能性

今回の「羽根屋 DIAMOND 雄町 8% 無濾過生原酒」のIWC金賞受賞は、伝統的な酒造りの技術と最先端の凍眠技術が融合した成果と言えます。
日本酒の品質向上と流通の可能性を広げる重要な一歩であり、今後の日本酒業界に新たな風を吹き込む存在になるでしょう。

志乃さん、今日はたくさん勉強になりました。伝統と革新が両立した日本酒の未来がとても楽しみです。
僕ももっと日本酒のことを学んで、いろんな人にこの魅力を伝えていきたいと思います。

涼くん、その意気よ。これからも一緒に日本酒の魅力を深掘りしていきましょうね。
そして、ぜひ「羽根屋 DIAMOND 雄町 8% 無濾過生原酒」も味わってみて。オンライン限定販売なので、気になる方はTOMIN SAKE COMPANYの公式サイトをチェックしてみてね。
今回話題の「羽根屋 DIAMOND 雄町 8% 無濾過生原酒」は、2025年のインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)で純米大吟醸部門のゴールドメダルを受賞しました。IWCは世界最大規模の酒類コンペティションで、日本酒部門には1,476銘柄が出品され、その中で純米大吟醸部門のゴールドメダルはわずか52銘柄のみという非常に狭き門です。
この受賞は、品質の高さと独自の製造技術が国際的に認められた証拠と言えますね。