三和酒類「西の星 VINTAGE 2024」新商品発表！

涼くん、三和酒類から新しい麦焼酎が発売されるって知ってる？「西の星 VINTAGE 2024」っていうシリーズで、「上城井」と「長洲」の2種類が出るらしいわ。どちらも大分県産の大麦を使っていて、こだわりの製法で作られているそうよ。

どちらも「三和酒類 西の星賞」を受賞した生産地区の名前を冠した焼酎なのよ。この賞は、大麦の品質や生産技術を評価するもので、受賞した生産者の大麦を使って作られた焼酎は、品質と味が保証されていると言えるわね。

「三和酒類 西の星賞」は、大麦の粒の大きさや均一性、精麦や醸造への適性などを基準に、優れた大麦生産者を表彰する制度なの。昨年11月の表彰式では、上城井地区の城宗嗣氏と長洲地区の永岡卓巳氏が受賞したのよ。

そうね。原料の品質が良いと、お酒の味わいに深みが出るし、生産者の情熱や技術も感じられるから、飲む側としてもより一層楽しめるわよね。

「西の星 VINTAGE 2024 上城井」は、駅館川と伊呂波川の間に位置する粘土質の圃場で生産された大麦を使用しているの。バナナや熟したリンゴを想わせる華やかな香りと、すっきりとした甘みが特徴よ。

すっきりとした甘みだから、和食全般はもちろん、洋食にも合うと思うわ。特に、白身魚のソテーや鶏肉のグリルなんかと相性が良さそうね。

一方、「西の星 VINTAGE 2024 長洲」は、駅館川の河口に位置し、周防灘に面した日当たりの良い赤土の圃場で生産された大麦を使用。こちらはパイナップルや花を想わせる爽やかな甘い香りと、まろやかな余韻が特徴よ。

ロックもいいけど、水割りやお湯割りでも美味しく楽しめると思うわ。特に、豚の角煮や焼き鳥などのこってりした料理と合わせると、まろやかな味わいが引き立ちそうね。

上城井と長洲は、土壌や気候が異なるから、それぞれの大麦の風味に違いが出ているのね。上城井は粘土質の土壌で、駅館川と伊呂波川に挟まれた場所で育つため、ミネラルが豊富で、すっきりとした味わいに。長洲は、日当たりの良い赤土の圃場で、周防灘の潮風を受けて育つため、まろやかでコクのある味わいに仕上がっているんだと思うわ。

そうね。お酒造りにおいては、原料の産地や生産者の技術、そして環境が複雑に絡み合って、最終的な味わいを決定づけるのよ。だから、同じ銘柄でもヴィンテージによって味が微妙に変化したりするのも、お酒の面白いところよね。

「西の星 VINTAGE 2024」の登場は、国産麦焼酎の更なる品質向上や、消費者への新たな選択肢の提供につながると思うわ。特に、原料の産地や生産者に焦点を当てた取り組みは、他の酒造メーカーにも良い影響を与えるんじゃないかしら。

そうね。涼くんも、機会があったらぜひ「西の星 VINTAGE 2024」を飲んでみて。きっと新しい発見があると思うわ。