こんにちは!テキエブの鳥山涼です。
こちらのニュースについて、志乃さんと話しました!
アイルランドの蒸溜所×川越のブルワリー、コラボレーションウイスキーを限定発売 | マイナビニュース
コートーコーポレーションは、アイルランドのクロナキルティ蒸溜所と埼玉県川越市のクラフトビールブランド「COEDOビール」との国際コラボレーションによる限定ウイスキー「クロナキルティ シングルポットスチルウイスキー コエドビールカスクフィニッシュ」を、5月14日から1,200本限定で発売しました。両者はサステナブルなものづくりへの共通の価値観を持ち、アイルランドの沿岸気候と日本の農産物を活かした製品を生み出しています。テイスティングノートは、サツマイモと熟した果実の甘い香り、バニラやキャラメルのリッチな味わいに加え、青リンゴの爽やかさとリコリスの余韻が特徴で、COEDOのサツマイモアンバーエール由来の個性がウイスキーに溶け込んでいます。詳細はマイナビニュースの記事で確認できます。https://news.mynavi.jp/article/20240514-1234567/(マイナビニュース)
アイルランドのクロナキルティ蒸溜所と川越のCOEDOビールがコラボ

志乃さん、クロナキルティ蒸溜所ってどんなところなんですか?アイルランドのウイスキーはあまり詳しくなくて。
それと、COEDOビールも名前は聞いたことがありますが、どんなビールなんでしょう?

クロナキルティ蒸溜所はアイルランドの伝統的なポットスチルウイスキーを造る蒸溜所で、沿岸の気候を活かした熟成が特徴よ。ポットスチルウイスキーは単一蒸溜器で蒸溜されるため、味わいに独特の深みと複雑さがあるの。
一方、COEDOビールは日本のクラフトビールの先駆け的存在で、特に川越の地元産の素材を活かしたビール造りで知られているわ。今回のコラボでは、COEDOのサツマイモを使ったアンバーエールがウイスキーの熟成に使われているのよ。
限定ウイスキー「クロナキルティ シングルポットスチル コエドビールカスクフィニッシュ」の特徴

この限定ウイスキー、名前に「シングルポットスチル」とあるのはどういう意味なんでしょうか?
あと、「コエドビールカスクフィニッシュ」っていうのも気になります。

「シングルポットスチル」は、単一のポットスチル蒸溜器で造られたウイスキーを指すの。アイルランド独特の製法で、モルトと未発芽大麦を使って蒸溜するため、リッチで複雑な味わいが特徴よ。
「コエドビールカスクフィニッシュ」は、COEDOのサツマイモアンバーエールを熟成させた樽で後熟させる工程を意味しているわ。これによって、ビール由来の甘みや香りがウイスキーに移り、独特の風味が生まれるの。

なるほど、ビールの樽で後熟させることで、ウイスキーに新しい味わいが加わるんですね。すごく面白いです!
テイスティングノートと味わいの秘密を解説

テイスティングノートを見ると、サツマイモと熟した果実の甘い香りがまず感じられるわね。さらにバニラやキャラメルのリッチな味わいが広がり、青リンゴの爽やかさとリコリスの余韻が続くのが特徴よ。
この味わいの多層性は、COEDOのサツマイモアンバーエール由来の個性がウイスキーに溶け込んでいるからこそ生まれているの。

サツマイモの甘さがウイスキーにどう影響するのか想像がつかなかったですが、熟した果実やバニラ、キャラメルの味わいと合わさるとすごく豊かそうですね。
青リンゴの爽やかさやリコリスの余韻も、飲み飽きないポイントになりそうです。

そうね。こうした複雑な味わいは、カスクフィニッシュならではの魅力よ。単なるウイスキーの熟成ではなく、ビールの風味がアクセントとして加わることで、飲み手に新鮮な体験を提供しているわ。
サステナブルなものづくりへの共通の価値観とは?

ニュースには、両者がサステナブルなものづくりに共通の価値観を持っているとありましたが、具体的にはどんな取り組みがあるんでしょうか?

サステナビリティは今やお酒業界でも重要なテーマね。クロナキルティ蒸溜所は、環境に配慮した製造工程や地元の自然環境保護に力を入れているわ。
COEDOビールも地元川越の農産物を活用し、無駄を減らす取り組みを進めているの。こうした共通の価値観が、今回のコラボレーションの根底にあるのよ。

なるほど、環境や地域資源を大切にしながら新しい商品を作るって、消費者としても応援したくなりますね。
お酒の味だけでなく、背景にある理念も知ると、より愛着が湧きそうです。
アイルランド沿岸気候と日本の農産物が生み出す味わいの融合

アイルランドの沿岸気候はウイスキーの熟成にとても良い影響を与えるの。湿度や気温の変化が穏やかで、樽の中のウイスキーがゆっくりと呼吸するように熟成されるのよ。
そこに日本の川越産のサツマイモを使ったビールの風味が加わることで、両国の自然が生み出す味わいの融合が実現しているわ。

気候の違いがウイスキーの味にこんなに影響するんですね。日本の農産物も使われているから、国際的なコラボなのに親しみやすさも感じられそうです。
こういう自然と文化の融合は、飲む側としても特別な体験になりそうですね。
COEDOビールのサツマイモアンバーエールとは?基本情報と魅力

COEDOのサツマイモアンバーエールって、どんなビールなんでしょうか?アンバーエール自体もあまり飲んだことがなくて。

アンバーエールは、赤みがかった色合いと、モルトの甘みや香ばしさが特徴のビールスタイルよ。COEDOのサツマイモアンバーエールは、川越産のサツマイモを使うことで、独特の甘みとコクが加わっているの。
このビールの個性がウイスキーの熟成に活かされているから、甘くてリッチな味わいの秘密がここにあるのよ。

サツマイモの甘みがビールに加わるなんて、すごくユニークですね。ウイスキーにその風味が移るのも納得です。
COEDOビールのこだわりがよくわかりました。
限定1,200本発売の背景と市場への影響

今回の限定1,200本という数量は、希少性を高めるための戦略でもあるわね。国際コラボでありながら、限定的なリリースにすることで、コレクターや愛好家の注目を集めやすくしているの。
また、クラフトビールとウイスキーのファン双方にアピールできる商品として、市場に新しい風を吹き込む狙いもあるわ。

限定品って聞くと、つい欲しくなっちゃいますね。特にこうしたユニークなコラボ商品だと、話題性も高そうです。
市場への影響も気になりますが、バーテンダーさんや酒販店の方々はどう受け止めているんでしょうか?
バーテンダーや酒販店が注目すべきポイント

バーテンダーや酒販店が注目すべきは、このウイスキーの独特な熟成方法と味わいの多様性ね。
例えば、カクテルの素材として使う場合も、単体でストレートやロックで提供する場合も、新しい提案ができるわ。お客様に対して、国際的なコラボの背景やサステナブルな価値観も伝えやすいのが強みよ。

なるほど、味だけでなくストーリーも含めてお客様に紹介できるのは大きなポイントですね。
酒販店でも、こうした限定品は特別な売り場展開やプロモーションができそうです。
今後の国際コラボレーションの可能性と展望

今回のクロナキルティとCOEDOのコラボはとても興味深いですが、今後もこうした国際的なコラボレーションは増えていくんでしょうか?

そうね、グローバル化が進む中で、異なる文化や技術を融合させた商品開発はますます増えていくと思うわ。
特にサステナブルな価値観を共有できるパートナー同士のコラボは、消費者の支持も得やすいし、業界全体の発展にもつながるわね。
今回のように、マイナビニュースの記事で紹介されている商品は、そうした潮流の一例として注目に値するわ。

志乃さん、今日はたくさん勉強になりました。僕もこの限定ウイスキー、ぜひ試してみたいです!
これからもお酒の面白い話、教えてくださいね。
コートーコーポレーションがアイルランドのクロナキルティ蒸溜所と埼玉県川越市のクラフトビールブランド「COEDOビール」との国際コラボレーションによる限定ウイスキーを発売したの。5月14日から1,200本限定でリリースされた「クロナキルティ シングルポットスチルウイスキー コエドビールカスクフィニッシュ」よ。
このコラボは、両者がサステナブルなものづくりに共通の価値観を持っていることが背景にあるの。アイルランドの伝統的な蒸溜技術と、日本のクラフトビールの個性が融合した珍しい試みね。