こんにちは!テキエブの鳥山涼です。
こちらのニュースについて、志乃さんと話しました!
キリンが“20年後にウイスキー届く企画” 11万円でも2500本が即完
キリンビールは2025年6月6日、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で、20年かけて熟成されるウイスキーの原酒を「熟成0年」の段階で予約販売するプロジェクトを開始しました。価格は税込み11万円で、内容量700mlのシングルモルトウイスキーが20年後に購入者に届く仕組みです。さらに、熟成期間中の0年・3年・7年・10年・13年・16年目に、それぞれ100mlの蒸留途中のウイスキー小瓶が2本ずつ計6回発送され、熟成の過程も楽しめます。販売予定の2500本は開始から7時間弱で完売し、4分で目標金額の1億円を達成しました。今回の成功は、単なる希少価値への投資ではなく、熟成過程を楽しむ新しい体験型の取り組みとして注目されています。キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所(静岡県御殿場市)が製造を担当しています。 プロジェクト詳細URL:https://www.makuake.com (Makuakeのプロジェクトページ)
キリンの20年熟成ウイスキー予約販売プロジェクトとは?

そうなんですか!20年も熟成させるウイスキーを、まだ熟成していない状態で予約するって、すごく珍しいですよね。どんな狙いがあるんでしょうか?

まさにその通り。通常、ウイスキーは熟成が進んでから販売されるけれど、このプロジェクトは熟成の過程も楽しめる体験型の取り組みとして注目されているわ。20年後に届くウイスキーだけでなく、熟成途中の原酒も楽しめる仕組みが特徴的なの。

なるほど、完成品だけじゃなくて、熟成の変化をリアルタイムで体験できるのは面白いですね。
鳥山:プロジェクトの仕組みと価格設定について解説

志乃さん、このプロジェクトの具体的な仕組みや価格について教えてください。20年後に届くウイスキーの内容量や価格はどうなっているんでしょう?

はい。今回の予約販売は、700mlのシングルモルトウイスキーが対象で、価格は税込み11万円よ。20年後にこのウイスキーが購入者に届くの。
さらに、熟成の途中段階である0年、3年、7年、10年、13年、16年目に、それぞれ100mlの蒸留途中のウイスキー小瓶が2本ずつ、計6回に分けて発送されるの。

つまり、熟成の変化を6回にわたって味わいながら、最終的に20年熟成のウイスキーを手に入れられるということですね。価格は11万円と聞くと高く感じますが、20年の熟成と体験を考えれば納得できる気がします。

長期熟成の価値と体験型の楽しみ方を組み合わせた新しい提案と言えるわね。しかも販売予定の2500本は、開始から7時間弱で完売し、4分で目標金額の1億円を達成したのよ。
葉山:熟成0年から20年後までのウイスキー体験の魅力

このプロジェクトの魅力は、熟成0年の原酒から20年後の完成品まで、熟成の過程を実際に体験できることにあるわ。
熟成途中のウイスキーを飲み比べることで、味わいや香りの変化を自分の舌で感じられるのは、ウイスキー愛好家にとって非常に貴重な体験よ。

確かに、普通は完成品しか味わえませんからね。途中の段階で味の違いを知ることができるのは、すごく勉強になります。

そうね。しかも、熟成途中の小瓶は各段階で2本ずつ送られるから、友人や仲間とシェアして飲み比べることもできるわ。
このように、単なる希少価値への投資ではなく、ウイスキーの熟成プロセスを楽しむ新しい体験型の取り組みとして注目されているの。

なるほど、味の変化を追いながら20年後の完成品を待つワクワク感も味わえるんですね。
キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所の役割と特徴

このウイスキーを製造しているのは、キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所と聞きました。どんな蒸留所なんでしょうか?

富士御殿場蒸留所は静岡県御殿場市にあり、キリンビールのウイスキー製造を担う重要な拠点よ。
この蒸留所は、富士山の伏流水を使い、クリーンで繊細な味わいのウイスキーを生み出すことで知られているわ。

なるほど、良質な水源と環境がウイスキーの味に大きく影響するんですね。

そうよ。蒸留所の技術力と環境が、長期熟成に耐えうる原酒の品質を支えているの。今回のプロジェクトも、その高い品質があってこそ成り立っていると言えるわね。
熟成途中のウイスキー小瓶発送の楽しみ方と意義

熟成途中のウイスキー小瓶が6回に分けて送られてくるのは、このプロジェクトの大きな特徴ね。
それぞれの段階での味わいを比較しながら、ウイスキーの熟成過程を実感できるのは、他にはない楽しみ方よ。

例えば、3年目と10年目のウイスキーを飲み比べると、どんな違いがあるんでしょうか?

若い段階のウイスキーは、香りがフレッシュでスパイシーな要素が強いことが多いわ。
熟成が進むにつれて、樽の影響でまろやかさや甘み、複雑な香りが増していくの。だから、段階ごとの味の変化を楽しみながら、自分の好みや熟成の進み具合を知ることができるのよ。

それはまさにウイスキーの醍醐味ですね。熟成の過程を追体験できるのは、飲み手としてもすごく貴重な経験になりそうです。
鳥山:クラウドファンディング「Makuake」の活用と即完売の背景

このプロジェクトはクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で実施されましたが、開始から7時間弱で2500本が完売し、4分で目標金額の1億円を達成したそうですね。

そうね。Makuakeは日本国内で人気のクラウドファンディングプラットフォームで、特に新しい商品や体験型プロジェクトの発信に適しているわ。
この即完売の背景には、ウイスキー愛好家や投資家だけでなく、体験を重視する若い世代の関心も高まっていることがあると思う。

なるほど、単なる商品購入ではなく、長期的な楽しみや参加感を得られることが支持されたんですね。

その通り。詳細はMakuakeのプロジェクトページで確認できるけれど、こうしたクラウドファンディングの活用は、今後のウイスキー業界でも増えていく可能性が高いわ。
葉山:20年熟成ウイスキーの市場価値と投資としての可能性

20年熟成のウイスキーは市場でも非常に高い価値を持つことが多いわ。
今回のプロジェクトは、単なる希少価値への投資ではなく、熟成過程を楽しむ体験を提供している点が新しいの。

投資としても魅力的ですが、味わいの変化を楽しめるのは、投資以上の価値を感じますね。

長期的な視点でウイスキーの価値を育てるという考え方が、これからの市場で重要になってくると思うわ。
また、20年という熟成期間は長いけれど、その間に送られてくる熟成途中の小瓶があることで、投資の不安も和らぐのよ。

なるほど、熟成途中の体験があることで、購入者の満足度や安心感も高まるんですね。
ウイスキーの熟成とは?基本知識と味わいの変化

志乃さん、そもそもウイスキーの熟成って具体的に何を指すんでしょうか?味わいはどう変わるんですか?

ウイスキーの熟成とは、蒸留した原酒を樽に入れて一定期間寝かせることで、樽材の成分がウイスキーに溶け込み、味や香りが変化していく過程のことよ。
熟成が進むと、アルコールの刺激が和らぎ、まろやかで複雑な香味が生まれるの。

なるほど。樽の種類や環境によっても味が変わるんですよね?

その通り。樽の木材の種類や焼き加減、熟成場所の気候などが味わいに大きく影響するわ。
だから、同じ原酒でも熟成環境が違うと全く別のウイスキーになることもあるの。
業界人必見!このプロジェクトが示す新しいウイスキーの楽しみ方

このキリンのプロジェクトは、業界人にとっても非常に示唆に富んでいるわ。
単に完成品を売るのではなく、熟成過程を共有し、顧客と長期的な関係を築く新しいマーケティング手法の一例だから。

確かに、バーテンダーや酒販店の立場から見ても、お客様に熟成のストーリーを伝えやすくなりますね。

ウイスキーの楽しみ方を深化させると同時に、ファンとのコミュニケーションを強化する新たな可能性を感じるわ。
今後、こうした体験型プロジェクトが増えれば、業界全体の活性化にもつながるでしょう。

僕も将来、こういう新しい楽しみ方をお客様に提案できるようになりたいです。
今後の展望と日本のウイスキー業界への影響

志乃さん、このプロジェクトの成功は日本のウイスキー業界にどんな影響を与えると思いますか?

日本のウイスキーは世界的にも評価が高まっているけれど、今回のような体験型の販売方法は、さらなるファン層の拡大に寄与すると思うわ。
特に若い世代や投資家層に向けて、ウイスキーの魅力を新たな形で伝えられるのは大きなメリットね。

なるほど。これからも日本のウイスキー業界は、品質だけでなく、体験やコミュニケーションの面でも進化していくんですね。

そう。今回のプロジェクトの詳細はMakuakeのプロジェクトページで確認できるから、興味がある人はぜひチェックしてみてね。
キリンビールが2025年6月6日から、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で、20年熟成されるウイスキーの原酒を「熟成0年」の段階で予約販売するプロジェクトを始めたのをご存知?
このプロジェクトは、20年後に完成するシングルモルトウイスキーを、今の段階で購入予約できるという斬新な試みよ。