サム・ハロップ×ゲルト・ステップの限定ワイン登場！

涼くん、今回はドイツワインのお話よ。それも、ちょっと特別なコラボレーションワインなの。マスター・オブ・ワインの資格を持つサム・ハロップ氏と、ドイツ人醸造家のゲルト・ステップ氏がタッグを組んで、限定ワインを造ったっていうのよ！

そうよ。世界でたったの419人しかいないのよ（2023年12月時点）。ワインのあらゆる分野に精通した、まさにワインのスペシャリストってわけ。そんな人がドイツの醸造家とコラボするなんて、どんなワインに仕上がったのか興味深いじゃない？

今回発売されるのは、「グランド・アマチュア マーチャント カベルネ・フラン サム・ハロップ＆ゲルト・ステップ 2022」っていう、ちょっと長くて仰々しい名前のワインね。2022年のヴィンテージで、限定180本しか販売されないそうよ。

それがね、ドイツのファルツ地方で栽培されたカベルネ・フランが使われているのがポイントなの。カベルネ・フランって、フランスのボルドー地方が有名なぶどう品種なんだけど、ドイツの冷涼な気候で育ったものを使うことで、独特のフレーバーと絹のようなタンニンが楽しめるワインに仕上がっているらしいわ。

あら、さっき説明した通り、サム・ハロップ氏は世界で400人ちょっとしかいないマスター・オブ・ワインの資格を持つ、凄腕ワイン醸造家よ。ワインの専門家として世界中で活躍しているの。対するゲルト・ステップ氏は、ドイツのファルツ地方でワイナリーを経営する醸造家で、伝統的な製法と最新技術を融合させたワイン造りで高い評価を得ているわ。今回のコラボでは、どんな風に息が合っていたのかしらね。

涼くん、ドイツのファルツ地方って聞いたことある？

そうよ、正解！ ドイツ南西部に位置する、ドイツで2番目に大きいワイン産地なの。温暖な気候で、白ワイン用のリースリング種が有名だけど、近年は赤ワイン用のブドウ栽培も盛んになってきているのよ。特に、今回ワインに使われているカベルネ・フランのような、晩熟品種の栽培に適していると言われているわ。

モトックスは1915年創業の、創業110周年を迎える老舗の酒類専門商社よ。世界各地のワインや日本酒、焼酎など、幅広いお酒を取り扱っていて、特にワインの品揃えには定評があるの。今回のワインのように、世界的に珍しいお酒を日本に紹介してくれるのも、モトックスの大きな役割ね。

今回のコラボワインは、限定販売ということもあって、入手困難になることは間違いないわね。ワイン愛好家やコレクターの間で、話題になることは必至でしょう。それに、マスター・オブ・ワインが手掛けることで、ドイツワイン、特にファルツ地方のワインへの注目度が高まる可能性もあるわね。

ええ。今後も、今回のような国境を越えたコラボレーションによって、今まで以上に多様で高品質なワインが生まれることに期待したいわね！