新潟県柏崎市で5月17日と18日に開催される「ザ・ビール展」では、県内外の21醸造所が集結し、クラフトビールの飲み比べが楽しめます。入場無料で、地元の素材を活かしたビールや高原の清冽な水を使ったビールなど、個性豊かな味わいを堪能できます。また、27の屋台が出店し、ビールに合うグルメも充実。地域経済の活性化やクラフトビール業界の新たな顧客層開拓にも寄与するイベントです。

伊予鉄道と愛媛のクラフトビールメーカー「DD4D BREWING」がコラボした限定ビール「Diamond Crossing」が発売されました。このビールは、日本唯一の鉄道線と市内電車が直角に交差する「ダイヤモンドクロス」をモチーフにしており、伊予柑の爽やかな香りとホップの苦味が特徴です。地域活性化を狙ったこの取り組みは、他の地域でも同様のプロジェクトが生まれるきっかけとなるかもしれません。

アサヒの新商品「アサヒ ザ・ビタリスト」は、スーパードライとは異なるクラフトビール風のビールです。アルコール度数6%で、きめ細かな泡と繊細な苦味が特徴。使用されているホップ「タラス」と「ヘルスブルッカー」が柑橘系とフローラルな香りを生み出し、ペールエール的な雰囲気を楽しめます。大手メーカーの参入で、クラフトビール市場の活性化が期待されますが、既存メーカーとの競争も注目されます。

RISE & WIN Brewing Co.と三菱地所がコラボし、サステナブルなビール「TOWN CRAFT -YUKOH SAISON-」を発表しました。このビールは、上勝町特産の柚香と「reRise麦」を使用し、資源循環を体現しています。徳島県上勝町のイベント「Future Beer Garden 2025」で販売開始され、その後オンラインでも購入可能です。環境意識を高めるこの取り組みは、お酒業界全体に良い影響を与えるでしょう。

奈良県橿原市のクラフトビール「スペシャルハウスラガー」が全国品評会で淡色ラガー部門1位を獲得しました。この受賞は、橿原市のビールの知名度向上に大きく貢献し、地域活性化にも繋がります。また、ふるさと納税の返礼品としても注目されており、橿原市のPRに大きな役割を果たしています。醸造所「ファーメンタリー」を立ち上げた西崎翔さんの挑戦も話題で、今後の展開が期待されます。

VERTEREが使用済みホップを再利用したビールプロジェクトをMakuakeで展開し、環境に優しい新たな味わいを提供しています。この取り組みは、ASTRA FOOD PLANやユーグレナと協力し、ペールエール、IPA、スタウトの3種類を醸造。クラウドファンディングで成功を収め、業界全体に環境意識を高める影響を与える可能性があります。消費者も環境配慮型商品を選ぶことで、持続可能な社会に貢献できます。

札幌の「月と太陽ブルーイング」が日高昆布を使用した個性派クラフトビールを開発しました。昆布のうまみと磯の香りがビールに深みを与え、和食との相性も抜群です。この取り組みは地産地消を推進し、地域経済の活性化を目指しています。ローカルブルワリーの挑戦は、クラフトビール業界全体を盛り上げる可能性を秘めています。

フォションホテル京都で、キリンビールの「SPRING VALLEY BREWERY」ブランドのクラフトビールがフリーフローで楽しめるビアガーデンセットが登場します。5月7日から9月30日までの期間限定で、午後3時から10時までの2時間制です。料理はフレンチの技法を取り入れた選択肢があり、ビールとのペアリングが楽しめます。料金は6,000円からで、予約が必要です。業界に新たな風を吹き込むこの取り組みに注目です。

京都醸造が10周年を迎え、5月10日に東本願寺前市民緑地で記念イベント『なみなみと』を開催します。国内外21のクラフトビール醸造所が参加し、特別醸造の「NZホッピーピルスナー」と「アニバーサリーエール」が提供されます。リユース可能なオリジナルカップの販売など、環境への配慮も注目です。イベントの詳細は京都醸造の特設ページやInstagramで確認できます。クラフトビール業界の発展に期待が高まります。

キリンビールとアメリカのブルックリン・ブルワリーが手掛ける夏限定の「ブルックリンサマーエール」が今年も発売されます。このビールは、すっきりとした飲みやすさとしっかりとした味わいを両立させたペールエールで、ホップの香りと柑橘系のフルーティーなアロマが特徴です。5月12日から3Lペットボトル、5月27日から350mL缶が数量限定で販売され、キリンの会員制生ビールサービス「キリン ホームタップ」でも楽しめます。