▶ 公式画像への差し替えご希望の法人様はこちら

グラッパのラベルの見方|IG・品種名・熟成語・蒸留法まで解説

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。この記事は、グラッパのラベルを読むための解説です。

グラッパのラベルは、慣れないと難しく見えます。Grappa、モノヴィティーニョ、invecchiata、riserva、barrique、地域名、品種名。けれども、見る順番を決めればかなり整理できます。

このページでは、ラベルのどこを見れば何が分かるのかを順番に説明します。

目次

  • 最初に見るべき項目
  • Grappa と地域表示
  • 品種名表示
  • DOC・DOCG・IGT 由来表記の読み方
  • 熟成語の読み方
  • 蒸留法・容器表記
  • 度数やその他の読み方
  • よくある質問
  • まとめ

最初に見るべき項目

グラッパのラベルの見方|IG・品種名・熟成語・蒸留法まで解説:最初に見るべき項目
最初に見るべき項目

最初は次の五つだけ見れば十分です。

  • Grappa と書かれているか
  • 品種名があるか
  • 熟成語があるか
  • 地域名があるか
  • アルコール度数はいくつか

この五つで、かなりの情報が取れます。

Grappa と地域表示

Grappa はイタリアの保護名称です。そのうえで、現在の管理リストには Grappa di Barolo、Grappa trentina、Grappa veneta、Südtiroler Grappa / Grappa dell'Alto Adige など、地域に結びついた表示もあります。

地域名があるから必ず高級というわけではありませんが、原料や文化背景を読む手掛かりになります。

品種名表示

単一品種表示では、他品種の混入は 15%まで認められます。二品種表示も条件付きで可能で、それぞれ 15%未満にならず、比率の高い順に書かれ、強調も同等でなければなりません。

したがって、品種名が書かれていれば そのぶどう由来の個性を見せたい商品 だと考えてよいです。

DOC・DOCG・IGT 由来表記の読み方

グラッパでは、原料になったぶどうやワインが特定の名称に由来することを示すため、DOC、DOCG、IGT の名称をフルネームで表すことが認められる場合があります。

ただし、略称の DOC、DOCG、IGT、DOP、IGP を単独で使えるわけではありません。ここは、ワインラベルと同じ感覚で読むと誤解しやすいところです。

熟成語の読み方

  • invecchiata / vecchia
    12 か月以上木樽熟成
  • riserva / stravecchia
    18 か月以上木樽熟成

この二つをまず覚えます。さらに、barrique や tonneau など容器名が書かれている場合は、その容器で必要最低熟成期間の半分以上を過ごしたことを意味します。

蒸留法・容器表記

技術仕様では、連続式か不連続式か、どのタイプの蒸留器かを表示することも認められています。ここは上級者向けですが、製法に関心がある方には重要です。

また、ハーブや果実を使ったタイプでは、それが販売名称の中に現れます。つまり、何が加えられているかをラベルから読む余地があります。

度数やその他の読み方

グラッパの最低アルコール度数は 37.5%ですが、市販品は 40%前後が中心です。若いタイプか熟成タイプかを問わず、度数は香りの開き方に影響します。

ラベルの色や重厚感だけで判断するより、度数、品種、熟成語、地域表示の四つを合わせて読むほうが失敗しにくいです。

よくある質問

品種名があれば必ず単一品種ですか

単一品種表示の場合もあれば、二品種表示の場合もあります。表記全体を読む必要があります。

riserva と書いてあれば高級ですか

一定の熟成条件を満たしていることは分かりますが、それだけで品質全体を断定することはできません。

DOC とだけ書いてあるグラッパは正しい表示ですか

グラッパでは、ワイン由来名称の表示に独自ルールがあります。略称だけを見るより、正式名称全体を確認したほうが安全です。

地域名のあるグラッパは必ずその地域だけで造られますか

表示ごとに条件があります。少なくとも、ラベルの地域名は重要な手掛かりになります。

蒸留法の表記は初心者も気にすべきですか

最初は必須ではありません。まずは品種、熟成、地域、度数を優先するとよいです。

まとめ

グラッパのラベルは、Grappa、品種、熟成語、地域、度数の順に読むと分かりやすくなります。細かい蒸留法や容器名は、その次で十分です。

この順番が身につくと、初見のボトルでもかなり安心して選べるようになります。

関連ページ

参考情報・出典