こんにちは!テキエブの鳥山涼です。
こちらのニュースについて、志乃さんと話しました!
「新高梨フレーバー」のマキノジンで世界へ! バーテンダー塩田さん、商品化へ研究―EINEE高知
高知市のベテランバーテンダー塩田貴志さんが、高知県特産の新高ナシをフレーバーにしたクラフトジン「マキノジン」の新作開発に取り組んでいます。塩田さんはこれまで、植物学者牧野富太郎博士にちなんだ「マキノジン」を12種類の高知県産原料で製造し、2023年には文旦フレーバーの「マキノジンプレミアム」も完成させました。今回の新高ナシフレーバーは、香気成分の抽出が難しいため、高知大学大学院で農芸化学を学びながら研究を進めています。新高ナシのほか、ベルガモットやクロモジ、コチョウランなど高知県産のボタニカルを使用し、濃厚で甘めのジンを目指しています。研究費用が高額なため、塩田さんはクラウドファンディングで300万円の資金を募っており、7月31日まで支援を受け付けています。塩田さんは「マキノジン新高梨フレーバー」で世界的なスピリッツコンテストの最優秀賞獲得を目指し、高知の魅力を世界に発信する意気込みです。 クラウドファンディング詳細URL:https://readyfor.jp/projects/makinojin-shintakanashi (※URLはニュース本文に記載のものを参照してください)
高知県産クラフトジン「マキノジン」とは?

志乃さん、ジンはボタニカルの香りが強いお酒というイメージがあります。クラフトジンは特に個性的な香りが楽しめると聞きますが、マキノジンはどんな味わいなんでしょうか?
地元の素材を使っているというのも、すごく興味深いです。
バーテンダー塩田貴志さんの挑戦と背景

塩田貴志さんは高知市のベテランバーテンダーで、地元の素材を活かしたジン作りに長年取り組んでいるの。2023年には文旦フレーバーの「マキノジンプレミアム」も完成させていて、地域の特産品をスピリッツに昇華させることに情熱を注いでいるわ。
彼の取り組みは、単なる商品開発ではなく、高知の自然や文化を世界に発信するという使命感も感じられるのよね。

なるほど、塩田さんはただのバーテンダーじゃなくて、地域の魅力を伝えるアンバサダーのような存在なんですね。
それにしても、文旦に続いて新高ナシのフレーバー開発とは、かなりチャレンジングだと思います。
新高ナシフレーバー開発の難しさと高知大学との連携

新高ナシのフレーバーは香気成分の抽出が非常に難しいの。だから塩田さんは高知大学大学院で農芸化学を学びながら、研究を進めているのよ。
お酒のフレーバー開発には科学的な知見が不可欠で、大学との連携は非常に効果的なアプローチと言えるわね。

志乃さん、ジンの香りってどうやって抽出するんですか?
梨のような繊細な香りをお酒に移すのは難しそうですね。

ジンの香りは主にボタニカルの蒸留や浸漬によって抽出されるの。梨のような果実の香りは揮発性が高く、熱に弱い成分も多いから、抽出方法や温度管理が非常に重要になるのよ。
だから、農芸化学の知識を活かして、香気成分を壊さずに効率よく抽出する方法を模索しているの。
使用される高知県産ボタニカルの特徴と魅力

今回の新高ナシフレーバーには、ベルガモットやクロモジ、コチョウランなども使われているのがポイントね。これらは高知県ならではのボタニカルで、ジンに独特の深みと複雑さを与えているわ。
地域特有のボタニカルを使うことで、他にはない唯一無二の味わいが生まれるのよ。

クロモジやコチョウランって、あまり聞き慣れない植物ですね。どんな香りがするんですか?
ベルガモットはカクテルでもよく使われますけど、他のボタニカルはどんな役割があるんでしょう?

クロモジはウッディで爽やかな香りが特徴で、リラックス効果も期待できるの。コチョウランは甘く華やかな香りを持っていて、ジンにエレガントなニュアンスを加えるわ。
ベルガモットは柑橘系の爽やかさを出して、全体のバランスを整える役割があるのよ。これらが組み合わさることで、濃厚で甘めのジンに仕上がっているの。
クラウドファンディングでの資金調達と支援の呼びかけ

塩田さんはこの新高ナシフレーバーの開発にあたり、研究費用が高額なためクラウドファンディングで300万円の資金を募っているの。支援は7月31日まで受け付けているわよ。
詳しくはこちらのページで確認できるから、興味がある人はぜひチェックしてみてね。

なるほど、資金面でも大きな挑戦なんですね。クラウドファンディングはお酒の新商品開発ではよく使われる方法ですけど、こうした地域密着型のプロジェクトだと応援したくなりますね。
僕もSNSで紹介してみようと思います。
「マキノジン新高梨フレーバー」が目指す世界的評価と展望

塩田さんはこの新高ナシフレーバーで、世界的なスピリッツコンテストの最優秀賞獲得を目指しているの。これは単なる地元産ジンの枠を超えた挑戦と言えるわね。
世界的な評価を得ることで、高知県の地酒文化や地域の魅力がさらに広く知られることになるわ。

世界的なコンテストでの受賞は、ブランド力を大きく高めますよね。高知の特産品を使ったジンが世界に認められたら、地元の活性化にもつながりそうです。
志乃さん、こういう地方発のクラフトジンの今後の展望についてどう思いますか?

地方のクラフトジンは、地域の個性や文化を表現する重要な役割を担っているわ。今後はさらに多様なボタニカルや製法の工夫で、世界市場でも存在感を増していくと思う。
塩田さんのように学術的な裏付けを持ちながら挑戦するスタイルは、業界全体のレベルアップにもつながるわね。
ジンの基本知識とフレーバーの楽しみ方解説

ジンはジュニパーベリーを中心に様々なボタニカルを蒸留して作られるスピリッツで、香りの多様さが魅力よ。
フレーバーの楽しみ方は、ストレートやロックはもちろん、トニックウォーターやカクテルにしてもそれぞれのボタニカルの個性が引き立つわ。

僕はまだジントニックが一番好きなんですが、マキノジンのような甘めのジンはどんな飲み方がおすすめですか?
志乃さん、教えてください!

甘めのジンは、フルーツ系のリキュールやスパイスを使ったカクテルに向いているわね。例えば、ジンフィズやサイドカーのような酸味と甘みのバランスが楽しめるカクテルがおすすめよ。
また、ゆっくりとストレートで香りを楽しむのも贅沢な時間になるわ。
高知県の地酒文化と地域活性化への期待

高知県は日本酒や焼酎の産地としても知られているけれど、こうしたクラフトジンの開発は新たな地酒文化の広がりを示しているわ。
地域の特産品を活かしたスピリッツは、観光や地元経済の活性化にも大きく貢献する可能性があるのよ。

地元の素材を使ったお酒が増えると、飲む側もその土地に興味を持ちやすくなりますよね。僕も高知に行ってみたくなりました。
志乃さん、これからもこうした地域発のお酒の情報を教えてください!

もちろんよ、涼くん。地域の魅力をお酒を通じて伝えることは私たち業界人の使命でもあるからね。
これからも一緒に学んでいきましょう。
高知県産のクラフトジン「マキノジン」は、地元の自然や素材を活かしたスピリッツとして注目されているわ。特に、植物学者の牧野富太郎博士にちなんだ名前で、12種類の高知県産原料を使っているのが特徴よ。
地元のボタニカルを活かしたクラフトジンは、地域の魅力を味わえる点で価値が高いの。涼くん、ジンってどんなイメージを持っている?