こんにちは!テキエブの鳥山涼です。
こちらのニュースについて、志乃さんと話しました!
唯一無二のシャンパーニュ クリュッグの舞台裏をすべて見る【Part3 メゾン@ランス】
クリュッグの新エディション「クリュッグ グランド・キュヴェ 173 エディション」と「クリュッグ ロゼ 29 エディション」がまもなく発売されます。両者は2017年収穫のブドウを中心にアッサンブラージュされており、品種構成はシャルドネ34%、ピノノワール44%、ムニエ22%で共通しています。2017年は春の暖かさから夏の長雨による腐敗菌の影響で難しい年でしたが、リザーヴワイン(2014年や2011年などエレガントな年のシャルドネや6つの異なる年のヴェルズネのピノノワール)を巧みに使い、エレガンスとストラクチャーを補っています。グランド・キュヴェは150種の原酒を13年分にわたりブレンドし、複雑で凝縮感のある味わい。ロゼは29種の原酒を用い、ピノノワールの44%のうち11%が赤ワインで、華やかで果実味豊かな仕上がりです。クリュッグの卓越したアッサンブラージュ技術とメゾンの懐の深さが際立つ内容となっています。詳細はKRUG公式サイトをご覧ください。 URL: KRUG公式サイト(https://www.krug.com)
クリュッグの新エディション「グランド・キュヴェ 173」と「ロゼ 29」の特徴とは?

なるほど、志乃さん。具体的にはどんな違いがあるんですか?
あと、アッサンブラージュってよく聞きますけど、どういう意味なんでしょう?

いい質問ね、涼くん。アッサンブラージュとは、複数の原酒をブレンドして一つのシャンパーニュを作る技術のこと。クリュッグはこの技術に特に長けていて、複雑でバランスの良い味わいを生み出しているの。
「グランド・キュヴェ 173」は150種の原酒を13年分にわたってブレンドしていて、非常に凝縮感があり複雑な味わい。一方「ロゼ 29」は29種の原酒を使い、ピノノワールの44%のうち11%が赤ワインで華やかで果実味豊かな仕上がりになっているわ。
2017年のブドウ収穫の難しさとリザーヴワインの役割を解説

2017年のブドウ収穫は難しかったと聞きましたが、具体的にどんな問題があったんですか?
そしてリザーヴワインって何でしょう?

2017年は春は暖かかったけれど、夏に長雨が続いて腐敗菌の影響が大きかったの。ブドウの品質を保つのが非常に難しい年だったのよ。
そこでクリュッグは、過去の優れたヴィンテージから保管しているリザーヴワインを巧みに使っているの。リザーヴワインとは、過去の年のワインを保存しておき、味わいの調整や補強に使う原酒のことね。

なるほど、過去の良い年のワインを混ぜて品質を保つんですね!
具体的にはどんな年のリザーヴワインが使われているんですか?

「グランド・キュヴェ 173」では2014年や2011年のエレガントなシャルドネ、そして6つの異なる年のヴェルズネ地区のピノノワールが使われているわ。これがエレガンスとストラクチャーを補っているの。リザーヴワインの活用はクリュッグの品質維持の重要なポイントよ。
シャルドネ、ピノノワール、ムニエの品種構成と味わいの秘密

クリュッグのシャンパーニュはシャルドネ、ピノノワール、ムニエの3品種が使われているんですね。それぞれの品種が味わいにどう影響するんでしょう?

そうね、シャルドネは繊細でエレガントな酸味とミネラル感をもたらすの。ピノノワールは骨格と果実味、ムニエは丸みとフルーティーさを加えるわ。
今回の両エディションはシャルドネ34%、ピノノワール44%、ムニエ22%で、バランスが取れているのが特徴。特にピノノワールの比率が高いから、しっかりとした味わいと深みが感じられるわね。

なるほど、品種の割合で味わいの特徴が変わるんですね。
それにしても、ピノノワールが44%も使われているのは贅沢ですね!

そう、ピノノワールは繊細で扱いが難しいけれど、クリュッグのアッサンブラージュ技術で絶妙に調和させているのが凄いところよ。
クリュッグのアッサンブラージュ技術が生み出す唯一無二のシャンパーニュ

志乃さん、クリュッグのアッサンブラージュ技術はどうしてそんなに評価されているんですか?

クリュッグは150種もの原酒を13年分にわたってブレンドすることで、単一ヴィンテージでは出せない複雑さと深みを実現しているのよ。
この長期にわたるブレンド技術が、クリュッグの味わいの核と言えるわね。

そんなに多くの原酒を使うなんて、まさに職人技ですね。
その技術があるからこそ、毎年の気候変動にも対応できるんですね。

その通り。難しい年でも安定した品質を保てるのは、クリュッグの懐の深さとアッサンブラージュの妙技があるからこそよ。
「グランド・キュヴェ」と「ロゼ」の味わいの違いと楽しみ方

「グランド・キュヴェ 173」と「ロゼ 29」は味わいにどんな違いがあるんでしょうか?
飲み方やペアリングのおすすめもあれば教えてください。

「グランド・キュヴェ 173」は複雑で凝縮感があり、しっかりとしたストラクチャーが特徴。食事と合わせるなら、魚介のグリルや白身肉の料理が合うわね。
一方「ロゼ 29」はピノノワールの赤ワインが11%使われていて、華やかで果実味豊か。フルーティーな味わいを楽しみたいなら、軽めの前菜やフルーツを使ったデザートと合わせるのがおすすめよ。

なるほど、ロゼはより華やかでフルーティーなんですね。女性にも人気が出そうです。
どちらも特別な日の乾杯にぴったりですね!

そうね、どちらもクリュッグの卓越した技術が詰まった逸品だから、じっくり味わってほしいわ。
メゾン@ランスの舞台裏:クリュッグの歴史と哲学

クリュッグの歴史や哲学についても教えてください。どんな背景があるんでしょう?

クリュッグは1843年に創業されたメゾンで、創業者のヨセフ・クリュッグが『最高のシャンパーニュを作る』という強い信念を持っていたの。
その精神は今も受け継がれていて、品質への妥協を許さず、伝統と革新を融合させる哲学が根底にあるわ。

なるほど、長い歴史の中で培われた技術と哲学が、今のクリュッグの味わいを支えているんですね。
それが今回の新エディションにも表れているんですね。

そうよ。クリュッグのシャンパーニュは単なる飲み物以上の体験を提供してくれるの。
業界人必見!クリュッグ公式サイトでの最新情報と購入方法

最後に、クリュッグの新作を手に入れたい人はどうすればいいですか?
公式サイトでの情報も気になります。

最新の詳細や購入方法はクリュッグの公式サイトで確認できるわ。URLはKRUG公式サイトよ。
公式サイトでは製品情報だけでなく、メゾンの歴史や哲学、テイスティングノートも詳しく掲載されているから、業界人にとっても貴重な情報源になるわね。

ありがとうございます、志乃さん!僕も早速チェックしてみます。
これからもこうした深掘り情報を教えてくださいね。

もちろんよ、涼くん。お酒の世界は奥が深いから、一緒に学んでいきましょう。
クリュッグが新たに発表した「グランド・キュヴェ 173 エディション」と「ロゼ 29 エディション」は、2017年のブドウを中心にアッサンブラージュされたシャンパーニュよ。
両者ともにシャルドネ34%、ピノノワール44%、ムニエ22%の品種構成で共通しているけれど、使われている原酒の数やブレンドの手法に違いがあるのが特徴ね。