ボルドー初の日本人女性醸造家、百合草梨紗氏の「シャトー・ジンコ」2022ヴィンテージ発売

そうね、涼くん。ボルドーワインは伝統的なイメージが強いけど、百合草梨紗さんのように、海外で挑戦する日本人醸造家が増えてきているのは、とても興味深いわね。

彼女はフランスでワイン造りを学んで、ご主人と2016年から「シャトー・ジンコ」というワイナリーを運営しているそうよ。今回のニュースは、その「シャトー・ジンコ」の2022年のヴィンテージが発売されるっていうことなの。

「シャトー・ジンコ」の2022年のヴィンテージは、オーガニック認証「AB」に加えて、「デメター」認証も取得したことが大きな特徴ね。

「デメター」認証は、バイオダイナミック農法を認証するものなの。バイオダイナミック農法っていうのは、簡単に言うと、月の満ち欠けのリズムに合わせて農業を行う、より自然に近い農法のことよ。

そうね。オーガニックワインは、化学肥料や農薬を使わないため、環境への負荷が低いだけでなく、ワイン本来の味わいをより感じられると言われているわ。

テイスティングコメントによると、黒味がかったガーネット色で、赤い果実やブラックベリー、キルシュの香りと甘味が特徴的らしいわ。ジューシーなタンニンときめ細やかな酸味が調和して、スミレやリコリスの花の香りが感じられる…って書いてあるわね。想像しただけで、芳醇な香りが漂ってきそう…

「シャトー・ジンコ」の畑は、ボルドーの中でも有名なサンテミリオンと同じ土壌が続く「プラトー」という地域にあるそうよ。しかも、南向きの斜面だから、ブドウ栽培に最適な環境なのね。

そうよ。だから、同じボルドーワインでも、地域によって味わいが全く異なるのが面白いところなの。

それに、年間生産量は約5,578本と、かなり希少みたいね。

ふふっ、そうね。機会があったら、ぜひ試してみて。

2024年10月8日から、株式会社都光から発売されるみたいよ。詳細は、都光の公式サイトをチェックしてみてね。https://www.toko-t.co.jp/

日本人女性醸造家が手掛けるボルドーワインって、なんだか誇らしい気持ちになるわね。

そうね。世界的に見ても、日本人の繊細な味覚や技術が評価されている証拠ね。ワイン業界全体が、ますます面白くなっていくと感じるわ。

ふふっ、そうね。色々試して、自分好みのワインを見つけてみてね！